妖精おじさんストーリー エピソード9 20㎡の城(^^)/

おじさんストーリー

昭和枯れすすきかっ!っていうの(><):

おはようございます。今日は台風の影響か?湿度が凄いです。もあ~っとした空気の中で、関節が痛みます。低気圧だと古傷が痛むのが非常につらいおじさんです。で、今回の台風は非常に勢力の大きい台風で、又、速度もノロノロなので、結構厄介かもしれません。くれぐれも楽観せずに、慎重に対応して、少しでも無難になるようにお気を付けくださいませ。

で、早速ですが前回の続きです。おじさんに2世が出来た事を彼女から聞き、全てを受け入れる覚悟をしたおじさんは、彼女と早速話し合いました。やはり、うちらは結婚する運命にあるのだろう!と、しかし、二人の境遇上、親の面倒などで、今後多大なお金が必要になるかもしれない。だから、節約して、少しでも体力(財力)をつけよう!!となったのです。

本格的にしゃがもう!!

その頃、おじさんは、30歳で平均すると毎月50~60万円位の収入が有りました。しかし、自分達は住めないマンションのローンを払わなければならないという(><)宿命の為に、そのコストだけで、毎月13万円位有ったのです。そして、以前に騙されて作ってしまった、借金の返済も未だ毎月6万円くらいありましたので、既に20万円が右から左へスルーです。

そして、残った30万円位で生活する訳です。新婚家庭で30万円あれば、十分良い生活は出来ると思いますが、そこはおじさん達の境遇上、少しでもお金を貯めて種銭を作るしかありません。ですから、普通の新婚家庭のように素敵な住まいからのスタートはきれません。おじさんは、彼女に頭を下げて、激安アパートからのスタートを希望しました。

すると、彼女は聞き入れてくれました。今でも本当に感謝しています。おじさんは、直ぐに近所の不動産屋さんに行きました。おじさんよりも一回りほど上の女性のスタッフが対応してくれました。入店直ぐに「この近くで一番安いアパートは有りませんか?」「おひとりですか?」「いえ、奥さんと赤ちゃんの三人で住む予定です。」「え、狭くないですか?」

と、その女性はびっくりしていました。今でも鮮明に覚えています。それはそうですよね?世は平成です。綺麗な建物ばかりの時代です。その中に、おじさんイタリアのスーツでびしっと決めて、名刺は代表取締役です。そんな人が、なんでそんな昭和枯れすすきか?っていうアパートを探しているのか?不思議だったのだと思います。@@

そして、おじさんはスタッフの女性に、全てを話しました。「今までの経緯と現在の状況までを包み隠さずに相談したのです。」すると、20㎡強の6畳一間¥65000円のアパートが有りました。そこは公園にも近く、マンションからも近く非常にいいロケーションです。おじさん達に選択の余地は有りません。物凄く良いアパートです。

即決です。(^^)/そして、おじさんの境遇を可哀想だと思ったのか?なんと、そのスタッフから5000円お値段を安くしてくれたのです。本当に世の中は良い人ばかりです。おじさん達は感謝して契約して、そのアパートのカギを貰いました。新しい家族を迎えるべく準備は整いました。おじさん達の新しい城は20㎡強の6畳一間からの始まりだったのです。

その後、この不動産屋さんにお礼をかねて伺いました。そして、そのかたは、おじさんに、一言言ったのです。「不動産を勉強しなさい」と!!

まさか、この時には、その方がメンター(師匠)になり、おじさんが不動産投資家になるとは思いもよりませんでした。人生って面白い(^^)/