妖精おじさんストーリー エピソード4 因果の法則!

おじさんストーリー

本当に?本当?またまた借金抱えるの?

早速前回の続きです。3人で話し合いを初めてまずはスポンサー社長が現在このようになっているのにA氏はのうのうと高級外車で今でも遊び歩いてることに腹を立てたスポンサー社長はまずA氏に責任追及を始めました。現在スポンサー社長は全てを失い、まだ一件借入先がある事で早急に1000万円を返済するようにとの事です。

しかしA氏も派手な生活で実際は何の力も無く現金などは有りません。そしておじさんも実際に1円も受け取っていないのでもちろん現金は有りません。また運転資金で銀行から借り入れている資金の半分をA氏に給料と経費で持ってかれていますから、自分も火の車です。なかなか平行線でらちが明かないので、一番年下のおじさんが仕切らせてもらいました。

まず会社に融資してもらった1000万円は会社の共同責任としてA氏が500万円とおじさんが500万円を再度借用書を作成しお互いがそれぞれ直接スポンサー社長に返済する。(まずはA氏を社長から降りて貰うために融資を分離させてもらいました。)そしておじさんは負債を負った会社を引き継ぐので返済は分割にて返済させてもらう事が条件です。これが精いっぱいでした。(><):

倒産した会社からの債権ですから債権を譲渡した会社が無ければ法律的には返済しなくても良いでしょうが人としてお世話になった方に不義理をする事は出来ません。そこでおじさんも今でも最高に苦しい状況でしたが痛み分けをしました。そして今度はA氏ですが完全にA氏は信用おけません。従って分割などでなく今すぐに出来るだけ返済をしないとまた最悪な状況になりかねません。

3者納得の提案!借金返済!円満解決(^^)/

そこでA氏の財産状況を確認したところ親から相続した土地が有るという事です。そこでおじさんの提案はこうです。土地と高級外車を売却して返済に充てる。または土地と車を担保にA氏が借り入れしてその分を返済に充てる。するとA氏は担保に入れてその分で返済すると言った方を選びました。3者納得です。では話が流れないようにすぐに3人で高級外車に乗って融資相談に行きました。

まず銀行では即日融資は不可能で審査に時間を要します。そこで事業用の商工ローンのようなところに話を持っていきました。すると確か360万円位だったと思いますが融資が下りました。しかし正確に路線価で評価すれば1200万円位の価値は有ったと記憶しています。本当に痛いところ付きます。資本主義は困ってる方へ本当に厳しい。困れば困るほど足元を見てきますから。。

次に即日自動車融資という所に行きました。こちらも即融資が可能でした。しかし金額は60万円です。え、と3人顔を合わせました。新車で600万円以上の車が、なんと60万円です。未だ2年位しか乗っていないらしくA氏は不満そうです。「これがローンでなければ150万円で買い取れますがローンの残が有るのでこちらにもリスクが有るのですよ~」と言われました。

本当に資本主義の世の中は厳しい~、足元見ますよね(><):しかし、仕方ないのでそれで手を打ちました。ま~救いは乗っていて返済すればいいという事位でしょうか?そして3人でおじさんのマンションに戻り今日手にした420万円をスポンサー社長に渡して残80万円を分割返済することで話は無事まとまりました。

そして最後にA氏に社長を降りて貰うための約束を交わし、後日、印鑑証明を司法書士の先生に郵送してもらう約束をして3人は別れました。その後2人とはお会いしていません。またその後の展開も不明です。しかし、A氏は結局土地の融資の返済と車のローンと更に自動車金融の返済で多重債務になってしまいました。全ては因果応報で自分のしたことは帰って来る事を身を以て知りました。

自分の心配しなきゃ~!おじさんもかなりの借金よ!

勉強になりましたって。。そんな他人ごとではすみません。結果連帯責任の500万円とA氏に支払った給料と経費でTOTAL960万円の負債を抱えてしまったわけです。今度はおじさんの会社の再建です。現在でも売り上げが思わしくなく、自分のマンションローンも滞納したりして、生活もままならずに体調最悪なのに。。。も~開き直るしかありません。26歳最大のピンチを迎えました!!