妖精おじさんストーリー エピソード2 初めての自立!

おじさんストーリー

我が家にも春到来!リゾートマンション!一人暮らし!

さて、おじさん一家の行方はと言いますと、まだその頃バブルの最中、リゾートマンション建設が盛んな時期でした。家族会議をした結果、父のリハビリの為にも自然の中で毎日温泉に入れる住み込み管理人が良いのではないかと、そうすれば両親は家賃が掛からず給料も貰え、自然の中で毎日温泉に浸かれ一石二鳥だろう、そしておじさんは東京に一人で残りアパート借りて勤めれば5000万も使わずにいざと言う時の為にとっておけるだろうと。

そして方向性が決まりすぐに動き出したらなんと、湯河原に新たに出来るリゾートマンションの管理人を募集している情報を知人にもらいました。そしてすぐに面接して頂き見事無事に採用されたのです。これで4年間の苦労から抜け出せ、我が家にもやっと春が来た。と家族一同喜び、一区切りついたのでした。

おかげでこの時期おじさんは色々と学びました。健康の事、そして同じ資産と負債のバランスでも経営のやり方によって天国と地獄になる事、含み資産は当てにならない事、資産も売れなければ絵に描いた餅である事、中でも一番勉強になったのが資産は一生涯の中で物凄く変動することです。我が家で例えると当時父が買った土地が1000万で建築費が2400万円万でTOTAL3400万円ですが売却した時は1億5000万円です。その差なんと4.4倍です。

15年前に買い戻さないかと言う話を頂いたときは2900万円でした。この時からするとその差5倍です。そして現在は4800万円位なのでここ15年でも1.6倍となります。ですから不動産を軽い気持ちで購入する事は危険行為なのです。なのにおじさんは現在不動産投資家です。なぜなったかはまた改めて。。。

新築分譲マンション!モデルルームって凄~い(@@)

両親の居住まいが整ったところで、次はおじさんの住まいと仕事を探さなければなりません。おじさんは賃貸アパートやら賃貸ワンルームマンションを探しました。その頃ワンルームでも文京区は平均70000円です。両親も落ち着いて来たので色々と会議を進めたところ70000円払うのなら家はやはり買っといたほうが良いだろう。買えば残るし、今回のように買っておいたことが運につながったではないか、と言う訳で購入の方向で決定したのです。

そして今回お世話になった仲介業者様に相談したところ全額使うのは怖いので頭金だけ入れて、後はおじさんが家賃と同じ位を返済していくプランではどうかと言う事に。。。もちろん家族満場一致で賛成です。導き出した答えは3000万円程度頭金を入れて月々70000円の返済で購入できる金額は上限5000万円までの物件と言う事で必然的にマンションに決定です。

丁度その頃、荒川区に新築のマンションで4980万円と言う物件が販売開始になっていて家族皆で見に行ったところ、凄く設備がかっこよく建物もかっこいいのでここにしよう!と、これもまたとんとん拍子に決定しました。ちなみにこのマンションは最寄りの駅から徒歩16分でした。

初めてマンションのモデルルームを見たおじさん一家はあまりの綺麗さに舞い上がって他を比較せずに決めてしまったのです。これでおじさんも一安心、次は仕事探しだ~、と、やっと肩の荷が下りたおじさんは楽観的にアルバイトをしながら就職先を選定していました。しかし。。。このマンションの選択が6年後の足枷になるとはこの時には知る由もありませんでした。。またまた次回に