妖精おじさんストーリー エピソード5 初めての裁判経験!

おじさんストーリー

裁判の結果!封書が届きました(^^)/

また、早速ですが前回の続きです。無事に裁判を終えて一通の封書が届きました。中を開けると裁判所からの結果内容でした。結果は納得でした。計算されて戻ってきたお金は60万円ということで1/4でしたが、15万円よりはまだましです。それも弁護士の先生にお支払いする金額を引いてですから、十分納得です。

結局、退去する際の償却が2か月、退去前予告が3か月、そしてクロスの張替え、清掃等どうしてもかかる分はもう損切るしかありません。更に上告しても長引くだけですから、あきらめも肝心です。しかし本当に資本主義は厳しいです。商売うまくいって拡大の為に転居するのは、気持ち的にも前向きなので平気でいられますが、だめになって撤退するのにそこで更にお金がかかるのはストレスです。

重要ポイント 何か事を起こす場合は慎重に考えてください。また最悪を想定してからチャレンジすることをお勧めします。上記の契約内容は契約する前に交渉することが可能です。うまくいかずに撤退するのにさらにお金が出ていくのは非常につらいものです。もし、うまくいかずに退去するのに、これから3か月も家賃を払い続けて商売するのは精神的にも金銭的にもつらいものがあります。きっとモチベーションが保てないと思います。

現金440万、借金1400万=負債960万。やるしかないか?

家主から戻ってきたお金を合わせると460万円あります。そして滞納したマンションのローンを払い残金は440万円で借金は1400万円あるので差引960万円の負債があります。負債960万円を背負っての再スタートとなりました。この時点で銀行に返済する金額が約18万円で、マンションのローンと管理費約10万円で、既に28万円が損益分岐点です。それにスポンサー社長への分割返済分です。

今までの経験上これぐらいならすぐに取り戻せるだろうと以前のおじさんなら楽観出来ました。しかし、おじさんにはパニック障害が有るのです。今までのような何の根拠もない自信は何度も痛めつけられたせいかすっかりなくなっていました。払えるだろうか?やっていけるだろうか?頑張る!でも自信が~。。以前と違い判断が鈍くなっていたのです。

しかし、動きを止めることは出来ません。銀行への返済と家のローンは待ってくれないのですから。自分をだましだましパニック障害を忘れるように高速を避けて一般道だけを走り混雑を避け工夫をしながら仕事を頑張っていました。「頑張るしかない!」しかし、このままやっていけるだろうか?毎日、自問自答を繰り返しながら生活を続けていました。

この時にはもう何が何だか、わからない位ぶれまくっていました。朝起きて考えた事と、昼に考えた事、夜考えた事、全て行ったり来たりでぶれまくっていました。そしてある時、肚がくくれたのです。その方法はまた次回に。。。