妖精おじさんストーリー エピソード10 真贋を見極める!

おじさんストーリー

真の情報は掴みに行くもの!

皆さん、おはようございます。今日は33度にもなるそうです。まだまだ油断せずに、くれぐれも水分補給を心がけてくださいませ。さて、早速ですが前回の続きです。

その後おじさんが、お世話になった不動産屋さんのKさんの所に遊びに行き、帰る際に、又一言アドバイスを貰いました。「真の情報は表に出ないからね!」それと「人と同じで中身を見極めるのよ!見た目の綺麗さや華やかさでなく、その物の本当のスペックとパフォーマンスを見極める事!」そうアドバイスを貰ったおじさんは、すぐに頭の中で考えました。

一体どのような事か?物凄く気になり、頭の中はその事でいっぱいです。そして翌日またKさんの所に遊びに行きました。「Kさん、今忙しいですか?もしお時間あれば。昨日の事を具体的に教えて頂けませんか?」すると、Kさんは、「良いですよ!ちょっと難しい事だから、今までの常識を一度整理して頭をからっぽにして理解してね!!」

まず、「私は不動産仲介業をしているけど、不動産というのは、他に転売して商売をしていたり、所有して賃貸に出して賃料を頂いて商売している人達がいるの。そして、そのような人は、一般の方達とは180度違う行動パターンをしているの、例えば、家は一生のうちに一度の買い物だと、一般の方は疑わずに、価値の無い場所の物件を買ってしまうの」

え、そうなんですか?@@ おじさんは、頭が混乱です。それはそうですよね~、おじさん達一般大衆は、頑張って仕事して収入を増やし、更に頑張って収入を増やし、頑張って頑張って年収を上げてそれに見合った家などを生涯ローンで購入して、良い生活をするのが成功だと思わされていた訳ですから。

そして、Kさんは、更に真の情報を教えてくれたのです。「チラシに出ている物件(流通している物件)を一般の方達は購入するでしょ?だけど、投資家の人たちは、そういう物件はあまり買わないのよ、大体の不動産屋は、まず売却の話が来たときは、すぐに一般に情報を流さなくて、まずは地域の建売業者に話を持っていくの、そして買ってくれないと、次に地主、次に投資家に話を持っていくのよ」

「そして、それでも売れない場合に、一般のエンドユーザーに販売かけるか、不動産物流情報システムに掲載して、他の地域のお客さんにも宣伝活動をするのよ、だから、不動産って良い物件情報は表に出ないうちに殆ど決まってしまうの、つまり表に出ている情報は不動産自体のスペックとしては、あまり価値が無いのよ」

物件のスペックとはどういう事?

「売っている側がこんなこと言うのもなんだけど、新築建売住宅って、ほとんどが、駅から遠いでしょ?不動産って本当は場所を買うのよ!しかし、一般の方達は、見た目の綺麗さに目くらましをされて、場所でなく、建物の設備や綺麗さで買ってしまうのよ!(建物の本当のスペックを理解せずに見た目にやられてしまうのよ!」

「だけど、投資家の人たちは、不動産の本当のスペックを見極めて、場所を買うのよ!」おじさんは聞きました@@そのスペックというのはどういう事ですか?Kさんは教えてくれました「不動産におけるスペックというのは、その不動産自体の本当の価値よ、その物件を利用した場合に生んでくれる資産を見極めるという事なの」

「例えばね、この新築住宅5800万円の建物を人に貸した場合、この地域とこの場所では、せいぜい15万円でしか貸せないの、すると年間180万円生んでくれるでしょ?でも、5800万円の資産を投下して年間180万しか生んでくれないという事は、年利3%っていう事。銀行に定期預金すると年利何パーセントか利息を生んでくれるでしょ?」

「預金の場合は利息を考えるでしょ?その考えと全く同じ考え方をするのよ!預金は元本が保証されてるけど、不動産はスペックを見抜けずに購入をすると100%の割合で価値が落ちていくの。だから、定期預金とは違って年利3%だとしても、売るときに価値が下がったら元も子も無いでしょ?だから価値が下がらない本当のスペックを見極めるのよ!」

「簡単に言うと、不動産の流通ってそんな流れになっているのよ。だから、あなたは勉強して、本当のスペックを見抜けるようになりなさい。そして、さっき言ったように、そのような物件は、表に出ないうちに決まってしまうから、しっかりとお金を貯めて、力を付けて、そのような物件が有ったら買えるようになりなさい。」と教えてくれたのです。

そして、更にどんどん真の情報を教えてくれました。え~、不動産って味方にすれば面白いんだなぁ@@ 次に教えてくれた内容は長くなるのでまた次回に!!