妖精おじさんストーリー エピソード6 人間万事塞翁が馬!!

おじさんストーリー

自信も芽生え、不調も自力で治したよ!

早速、前回の続きですが、体質改善も成功して体調も良く、順調に負債も減らし、かつ貯金も増えていくおじさんはようやく人並みの生活になってきました。おじさんも、そこまでバカでは有りません。今までの苦い経験からようやく血と肉にした訳でして。。今までと同じ過ちはしないようにと慎重に頑張っていました。

今までなら、必ず高級外車を買っていたでしょう。そしてブランド時計をして、ブランドの洋服を着ていたはずです。しかし、何か今までと違う自信が芽生えていたのか、そういったものにあまり興味が無くなっていたのです。たぶん、積立てた現金貯金でいつでも買える、と言った余裕からなのでしょうか?本当に欲しくなくなっていたのです。

そして体調も良くなっていたことから、健康面や自炊など健康食に興味を持ち始めていました。カロリー等の計算をして、バランスよく食事をするほうが楽しくなっていたのです。きっと色々な自信と満足から心が満たされていたのだと思います。そんなおじさんは絶好調な事から更に仕事に身を入れて快進撃を始めました。

売上アップも自由自在!笑いが止まらん!!

売上も利益も順調にアップして、更なる快進撃をしていました。だって今まで何度も失敗した経費(ランニングコスト)は上げずにマンションの一室を仕事場にして、スタッフも雇わずに一人でやっていた訳ですから、それは以前ほどでは有りませんが順調に儲けを出していました。仕事が楽しくなってきて、どんどん仕事をこなします。

色々なアイデアで企画を立てては、どんどん売り上げも伸ばしてきたのです。その時にお付き合いのあった他社の社長さんに、成功する社長は「儲かったときの行動で未来が変わる」と教わりました。そうです。昔のおじさんは儲かったら儲かっただけ使ってしまい、最悪を想定せず、窮地に陥ってしまったときになって、初めてその対応に追われていたのです。その通り対処療法だったわけです。

しかし、その社長は儲かっている時に「もしかすると来るであろう、チャンスまたは最悪を想定して、その準備をしておく」と教わったのです。ですからおじさんは今度こそ儲かったお金は無駄に使わずに、しっかりと積立を続けて銀行に信用を作って行きました。そしてこの時に信用力と経済力の本当の仕組みを知ったのです。

そうです、まさに人間万事塞翁が馬なのです。儲かったときにも、調子に乗らず、失敗して損した時にも落ち込まず、常に淡々と、心の平常を保ち、全てにおいて一喜一憂せずに、うまくいったときには、次に来るかもしれない最悪を想定して準備して、失敗したら、それを糧にして次のチャンスに生かすと言う事が大事なのです。

そして真贋を見極める嗅覚を知る。

銀行さんや不動産屋さんは色々な人を見ています。人を見るというか、人を見抜く目は一番長けてるのではないでしょうか?この頃から、前の投稿にありますB氏の人脈や銀行さんとお付き合いが出来るようになりました。すると銀行の方や不動産屋さんは「成功する方と失敗する方を殆ど見抜ける」というのです。そしてどんなところを見抜くのか?などを教わりました。

すると、成功する人は身の丈以下の生活をし、失敗する人は身の丈以上の生活をする、たったこれだけの違いというのです。具体的に言うと、まだ、この売上げや年収では、この家賃は厳しいな?とか高級車は維持できないな?とか、経験者や真贋を見抜ける人には見破られると言うのです。その時におじさんは無理して高級車を乗っていたり高級時計をしていた事が、恥ずかしくなりました。。

おじさんは、自分よりも、未経験者や収入が低い人に自分は稼いでるアピールで所有していたことが、「本当の実力者や真贋を見抜ける人には笑われていたのだ。」と初めて理解できたのです。成功していく方は、自分よりも経験者や成功者に認められるような素行をする事。失敗していく人は自分よりも未熟者や未経験者に凄いだろうと見せるべく見栄を張る。と教わったのでした。