一向に無くならない配当金詐欺(><):

つぶやき

手を変え、品を変え、いつの時代も出てくるんですよね~

皆様、おはようございます。今日もすがすがしいですね(^^)/ 折角今日は気持ちのいい日なのに、朝から詐欺のニュースが出ておりました。今回の詐欺は「参加すれば10万円」と言う、うたい文句で加入者を集めていたそうです。しかし、良く考えてください。絶対にそんなうまい話有る訳がないのですよね~

おじさんは、このような詐欺が出るたびにいつも思います。学生のうちに資本主義の本質的なシステムや詐欺の種類の授業等、又は社会人になったら、社会人の最低限の知識として会社が教えてあげればいいのになぁって(><): 皆お金儲けに必死過ぎて、守りが出来てないんです。資本主義を生き抜く上で最低必要な知識武装を教えてあげればいいのになぁ~って思います。

まずは、投資をしている人なら絶対に知っている事が有ります。それは100%勝ち続けれる事が無いという事!これは、どんな敏腕投資家でも、まれに失敗する事が有るのです。ですから、「生涯配当金を出し続けます」なんて事は有りえません。いつもカモられるのは、投資をしたことが無い方や、「楽して儲けたい!」と言う欲のある情報弱者なのです。

今回の詐欺もそうですが、これは本当に昔から有る典型的な手法でポンジ・スキームと詐欺手法です。運営側は実は何にも投資をしないか、してても形上しているだけで、投資運用利益などは出ていません。むしろ、参加者から集めたお金で、成功者のフリやお金持ちのフリをするのです。そして、配当金の資源は、自分が次に誘った参加者の出資金となります。

ですから、最初のほうの参加者は、人数が少ないので配当がもらえる訳ですが、先ほど言った通り、参加者の出資金が配当金になるので、ネズミ算的に人を増やさなくては配当金の資金が底をつきます。そのようなスキームで短期間で高額が集まるのです。最初のほうの参加者はちゃんと配当金が出ますので、良い話だと信じて人を誘う事になるのです。

何度も言いますが、投資で100%勝ち続ける事などあり得ないので、そんな儲け続けられる仕組みが有れば、人を誘う必要が無いのです。人を集めるという時点で、その投資は真贋を見極める必要が有るという事です。

昔から有る典型的な詐欺でポンジ・スキームです。覚えておきましょう!

これからの若い方に一つアドバイスをお伝えします。

昔読んだ本の中で、ある研究者が以下の実験をしました。その実験とは、人間は如何にお金持ちに弱いかという事です。「電話ボックスにわざと財布を置き忘れて、次の人が入ったらすぐに財布の置き忘れは無かったですか?」と言う実験です。その方法ですが、まずは、わざと、みすぼらしくした外見と、いかにもお金持ちの身なりで質問したそうです。

すると、もうお分かりですね?90%以上の人がお金持ちの身なりの方に、「これですか?」と正直に返してきたそうです。なぜか?それは、皆お金持ちに憧れているので潜在的に弱いのです。ですからおじさん達みたいな労働階級は、フラットな思考でいつもいなくては危険と言う事です。とにかく資本主義の悪い側面を見抜き知識武装しましょう!!

「我々が自ら貢いだお金で、お金持ちのフリをされ、そんなニセのお金持ちを信じきり、知らぬ間に詐欺の片棒を担ぐようになる。」

こんな感じですね~(><):

そんな訳で皆さんも、しっかりと真贋を見極める嗅覚を養ってくださいませ。m(_ _)m