真理を知らなきゃカモられます。続編!

つぶやき

もうカモられるのはごめんだぁ(><):

皆様、おはようございます。早速ですが、今日は、「先日の真理を知らなきゃ。。。」の続編となります。まずは、人生で一番大切な局面を迎える住宅問題ですが、こちらは以前に金利が下がると不動産価格が上がり、金利が上がると不動産価格が下がるとお伝えしました。これは以前の投稿「人生には誰にも。。。!補足」をご覧ください。

世の中なぜ金利が変動するのか?は、以前の投稿でお伝えした通りです。 しかし、それに連動してなぜ?土地値は変動するのか?これについて知らなくてはなりません。ざっと簡単に説明すると、金利が低くなると銀行に預けてても意味が無くなるので、資本家(資産家)はもっと効率の良いお金儲けを探します。

そして、資本家(資産家)は潤沢な自己資本に加え、低い金利で調達できる融資により莫大なお金を手元におけるわけです。すると、そのお金を元に株や不動産や現物に一斉に向かう訳です。ま~、簡単に言えば仕手のようなもんです。仕手とはウェブ等で調べてみてください。要は全てが資本家によって世の中は動かされている。というのが資本主義の一面です。

そして、メディア等で金利が低いときが買い時である。というメリットをコマーシャルする訳です。すると、何も疑わないおじさんのような労働階級は、信用しきってしまうと言う訳です。しかし、真理は違います。本当の不動産投資家は、一般とは違う逆の動きをする。という事を以前説明しました。

そうなんです!真理はいつも逆なんです。金利の低いときが、買い時でしょ?と思う方@@もちろんその通りでもあります。ただし、それに限っては、購入しても目減りしない(値下がりしない物か、値上がりする)物を買える場合のみの話です。一般的なマンションや建売に限っては話は別になってしまうのです。

以下根拠をお伝えします。

まず、今回のミニバブルが来る以前の金利推移を見てみましょう!!

10年前以前は、住宅ローンの固定金利が3%台を推移していました。そして、この頃わが町の土地値は坪100万円程度でした。という事は20坪の土地で土地代2000万円です。そして建物は平均的に1500~1800万円ですから、新築建売住宅で3800万円前後が普通だった訳です。そして、現在のミニバブルではどうか?坪約200万円ですから土地が4000万円で上物合わせて5800万円程度です。

いかがでしょうか?この10年でざっくり30%強上がっている訳です。そして大切な事は以下のシュミレーションをご覧ください。

10年前3800万円で金利3%のフルローンの場合
フルローンの借入金3800万円 毎月の返済額146000円です。返済総額6100万円となります。
現在5800万円で金利0.45%のフルローンの場合
フルローンの借入額5800万円 毎月の返済額149000円です。返済総額6260万円となります。

いかがでしょうか?ほぼ横並びでは有りませんか?これが目くらましなのです。@@ でも?月々同じ支払だから問題ないでしょ?っていう方は、頭を真っ白にして再度考えてください。

シンプルに言います。同じ建物でも、時期によって高い債務を負ってしまう。という事です。これは非常にリスクのある行為だという事を認識してください。先ほど説明したように不動産の価格は時期によって上下するのです。ですから、金利の低いときに高値で購入した方は、次に来る不動産の下落と金利のアップによるリスクが待ち構えることになってしまうのです。

まずは、ここに目くらましが有り、リスクがある事を理解してくださいませ。

5800万円で購入しても現金で購入した方は問題ないでしょう。しかしフルローンで購入した方は、あくまでも5800万円の負債を抱えるという事です。そして、この不動産価格は自分ではコントロールできない領域なのです。ですから、下落したら含み損を抱える事になってしまうのです。そして金利の上昇もコントロールはききません。全ては外的要因に振り回されることになるのです。

しかし、その逆に高い金利で安い時期に購入した方は、次に来るのは、運が良ければ物件の高騰と金利が下がるという事です。こちらは、上手くいけば含み益が出て、更に金利の値下げ交渉が出来るのです。いかがでしょうか?

これが真理なのです!

ですから、融資が出やすい、金利の低いときほど、実は静観する時期なのです。毎月同じ返済額だから問題なしという方、一度冷静に考えてみると良いかもしれません!!

しかし、一点物でどうしても、これが欲しい、ここに住みたい!等、気持ちが上がる買い物で有れば損得計算抜きの考えが一番かもしれません!!むしろ、おじさんもそっちの方が、人生楽しいですから!!「結局は、欲しい時期に欲しいものを買う」方が精神衛生上良いかもですね(^^)/

と言う訳で、最終的に無責任でごめんなさいm(_ _)m