社長はフリーアルバイターと同じ(おじさん的解釈)(><):

サクセス

なんで、社長がフリーアルバイターと同じなの?

おはようございます。今日は少し曇り空で涼しいです。が、湿気が凄い(><):湿気に弱いおじさんは、今日既に気弱な状態です。しかし、気にせず一日を過ごしていきたいと思います。で、早速ですが、昨日の続きで、なぜ、社長はフリーアルバイターなのか?を25年間零細社長をしていたおじさんが、おじさん流に解釈していた事を説明したいと思います。

これから、店舗経営や会社経営など目指している方の参考になれば、幸いです。という事で、まずこの社会には属性というものが存在します。

ぞく‐せい【属性】

 ある事物に属する性質・特徴。「ゴムの属性である弾力性」
 哲学で、事物が本来具有する根本的性質。それなしには実体が考えられないような本質的な性質。
 コンピューターで、ファイルのもつ性質。また、表示・印刷などの際に設定する特性。アトリビュート
上記は、物質的な物における性質という意味ですが、これと同じように、金融機関や公的機関では人そのものを評価する基準が存在しているのです。悲しいかな、金融機関では10何段階までありまして、その基準は、主に預金などの資産背景を基準に、前歴、前科、お勤めの会社、勤続年数、配偶者の有無、子供の有無などで評価されているのです。  

え~、格付けみたいにされてるのか~?                                 

 
そうなんです。銀行など金融機関では人も属性という格付けをされているのです。最も良い評価は公務員や大手企業にお勤めで勤続年数がながく、預金も1000万円以上あり、持ち家でローンなし、などの資産背景がしっかりとしている方なのです。そして、最も低いのは全くその逆で、仕事も長く続かずに賃貸住宅に住んでいて、貯金も無く、クレジット会社や、借金がある人なのです。

いわゆる、その日暮らしのフリーアルバイターみたいな生活をしている方達です。そして起業したばかりの社長は、なんと、ここからの格付けになるのです。たとえ良い会社に長年勤めていてからの独立でもしっかりとした資産背景が無い限り、ここからのスタートとなるのです。ですから、まずはフリーアルバイターと同じなのです。

最初の運転資金調達も公的機関が保証する月商の3か月分程度が限界です。あとは保証人がいないと貸してもらえません。ですから、毎月の損益分岐点が高ければ、あっという間に運転資金が底をつき経費倒れで倒産してしまいます。これから起業する方は、頑張って貯めた資金と運転資金を調達しても出来るだけ手を付けずに余命資金を潤沢に残し、余命力をつけておくことが大切です。

決して、多大な資本投下をせずに出来るだけ、延命力をつけておいてください。なぜなら継続が最大の力になるからです。余命力が有れば、出来るだけ長く運営できますから、それだけお客様に浸透していくチャンスが与えられます。これから起業を目指している方たちは、起業というものは、立派なお店を出したり、オフィスを構えたりと、形ある組織を夢見がちですが。。。

実は起業すると言う事は、法務局に登記して、その棚のファイルの一つのデータに保存されたという事でしかないのです。ですから、起業は誰でもできます。ただし、継続して利益を出して、末永く運営していくことが難しいのです。しかし、家庭同様ローコスト運営して利益を出すシステムが出来上がり、長く経営できれば要約社長業の恩恵に授かれるのです。

長く続けて資産背景がしっかりしてきて属性が上がるほど、思う様に低金利でお金を調達出来たり、良い条件になってくるのです。ですから、すぐにあきらめなくて済むように、出来るだけローコスト運営して余命力を付けてくださいませ。そして、最後に一つ忘れてましたが、フリーアルバイターと同じ最大の理由は経営者は、会社を辞めても失業保険は出ませんから(><):

これから経営者を目指す方は、名より実を取ってください。しっかりと資産背景を築き、利益を継続的にあげられるシステムが出来て、初めて本当に認められる社長になるのですから~(^^)/