高年収のサラリーマンほど実はリスク?(><):

つぶやき

なんで高年収のサラリーマンほどリスクなの?

早速ですが、なぜ高年収のサラリーマンの方のほうがリスクかと言いますと、まず第一に自営業のように所得をコントロールして調整が出来ずに、そのままの年収を基準に所得税やら社会保険料やら都民税、区民税などが計算されてしまうからです。例えば年収1000万円の壁を越えたとします。しかし、そこから全てを引かれるので結局は手取りが約650万円位(現在の計算)になってしまう訳です。

と、いう事は月の収入が54万円という事になります。そしていつもおじさんの言う洗脳されたコストバランスで生活してしまうと住宅費に16万円前後かけて、生活費に16万円、保険や娯楽費に10万円かけたとすると毎月12万円しか貯金が出来ません。12万円も貯金出来れば良いじゃん!!って思うかもしれませんが、実はここにリスクが有ります。

上記の生活を1年保つには約504万円貯金が必要になります。しかし月々12万円しか貯金が出来ないという事は504万円貯めるまでにも約4年が必要になる訳です。

な~るほど、お金は稼ぎ方でなく使い方が大事なのですね~?

リスクポイント まず一つ、年収1000万円の方は人口統計の7%位でしょうか?という事はそこに自分は頑張って選ばれた少数派だと勘違いをしてしまうからです。すると自分は人と違うという自負が生まれ生活コストを上げてしまいます。下手をすると7~8000万円のタワーマンションなどを購入してしまうかもしれません。
ひとよりも高い物が買えてしまう為に、結果借り入れが多くなるリスクが有るのです。もちろん一度しゃがんで器をしっかりと作って、頭金などをしっかり貯めてから購入した方は問題ないですが、目利き力も未だついてなく、資産力も無いのに、先に負の資産を購入してしまえば含み損の額も大きくなるのです。
そして2つめ、万が一、会社が倒産したり、失業したりした場合に、次に同等の収入を確保できる移籍先が少ないという事、そして生活コスト(損益分岐点)が高い為に貯金を多めにしないといけません。例えば住宅ローンも無く生活費が15万円で生活できる方は1年分の180万円貯金が有れば万が一失業しても1年は生き延びれます。が、高コストで40万円がひと月に掛かる方は、同じセーフティーレベル(生き延びる期間)を維持するには約500万円貯金が必要です。そしてどちらが再就職しやすいでしょうか?もちろん収入が低くても生活できる方のかたが多数就職先が選びやすいですよね?
そして3つめ、高コストを維持する為、パンパンに仕事をしなくてはいけないという事、これは健康的にリスクが有ります。自分の時間も無く、生活を維持するためだけに、朝早くから夜遅くまで働く事になりストレス発散も出来ません。自分の時間も、体も大切にできないと病気になるリスクが有ります。すると、どうでしょうか?次の就職も難しくなるのではないでしょうか?
とにかく人生はバランスが大事です。収入、支出、仕事、遊び、健康、休暇、時間、全てはバランスが大事なので自分を俯瞰して見るようにしてください。それにはローコストな生活をまずは築き上げましょう!!