嗅覚を鍛えましょう!嘘か誠か?ポジショントーク!

ストレスフリー

ポジショントークを見極めよう!お客様の為?営業成績の為?

今日は真贋を見極める一つにポジショントークが有るか無いか?と言う事を説明したいと思います。有るとき、あなたが住宅を買いたいと思いました。そこの営業マンは凄く親切丁寧で時間も顧みずこちらの都合に合わせて努力をしてくれてます。物凄く良い人です。だからこの人からこの物件を買おう!なんて気軽に買ってはいけませんよ。

不動産屋さんはあなたの家族ではありませんからあなたの生活環境や未来の生活の為に親身になって考えてはくれません。ただ収入でローンが払えるか?この物件を進めても買える可能性が高いか?と言う事でセールスを頑張るのです。欲しいと言った物件を全力で魅力ある部分を説明してセールスすると思います。時には努力と見せて一生懸命動いて遅い時間に訪問する等。

そうです、そこには営業マンの生活が有りますので給料を稼ぐために売る努力をします。大抵の営業マンはそんな感じでしょう。しかし、中には一握りですがポジショントークが無いお客様の身になって親身になる営業がいるのです。お客様の財務状況、最悪を想定して苦言を言ってくれたり、「その収支ではこの物件は辞めた方がいいと思います。もう一度ゆっくり考え直して下さい。」とまるで売りたくない様な苦言もしてくれる営業がいるのです。

しかし、大抵の人間は欲しいと言う欲求が高まると人の意見が聞けないのです。自分の判断に賛同する意見には耳を貸しますが苦言を言ってくれる人の意見は聞きたくないのです。しかし、そこに落とし穴があります。本当はそういう営業マンに出会ったらものすごくチャンスなのです。メリットデメリットなど全てを正直に伝えてくれて総合判断をしてくれるからです。「むしろこの値段ではまだ高いから買うのを待ちましょう!」位にしゃあしゃあと言ってしまう人がいるのです。

これ買えば儲かりますって?。。ならあなたはお金持ちなんですよね?

ではこういう人に出会うためにはどうすればよいか?簡単です。自分がそうなれば良いだけなのです。自分がそうなれば全てがフラットに見えるようになりますから。人間とかく自分度器を基準に人を判断します。例えばお金持ちになりたい人ならお金持ちに弱く、権威に憧れる人は権威のある人に弱いのです。ですから何も求めずフラットに生きればフラットな見方が出来るのです。

特に権威に弱い人は有資格者の方をそれだけで信じてしまうふしがあります。例えば宅建を持った不動産営業マン、FPの資格を持ったファイナンシャルプランナー、証券マンなどそれらの人をひとくくりで信じるのは危険です。銀行マンで多重債務の人もいますし、住宅ローンが払えなくなる不動産営業マン、投資で損失し含み損を作る証券マン等たくさんいるのです。

有資格者にも真贋有るのです。本当にお客様の為になりたくて資格を取る方、何かいい仕事に就くためにとりあえず資格を取る方、人それぞれなのです。ですから有資格者の人にこそフィルターをかけて本当の人格を見抜き後悔のないお付き合いが出来る人脈を気付いてください。